社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

文字サイズ変更ボタン。文字を小さくする。押すたびにサイズが変わります。元のサイズに戻す。文字を大きくする。押すたびにサイズが変わります。
ここから本文
トップページ業務内容 ≫一筆の主張(川柳・詩)

一筆の主張(川柳・詩)

12月8日木曜日に開催しました、第27回障害者の主張大会では障害がある方の日頃の思いや夢や希望を主張発表していただいておりますが、今回、主張作文とは別に川柳・詩の募集を致しました。
応募人数54名、114点の作品が寄せらました。

【作品一覧・結果】

詩の部 PDF形式 テキスト形式
川柳の部 PDF形式 テキスト形式

 

【審査員からの講評】

〜選を終えて〜
自然体が良い  審査員:竹内冬眠
第1回の試みとしては、両分野とも良質の作品に恵まれたといって良いのではないか。その意味で今後の2回以降が楽しみである。
ただ詩・川柳の応募の層はおおまかに言って、詩は書き馴れた人が多く、川柳はその多くのが初心者で、気軽に思いついたまま、心のままを作品化した感じが強い。
 どちらの分野の応募者も肩肘張らずに自然体であるのに好感がもてた。
【詩の部】
入選1位 「質素な時計」 しんどうまなぶ
 >評<  一連「生きているんだな」 二連「時に誤差がある」 三連「当たり前の質素な幸せ」と文脉が「人」の生き方を見事に紡いている。
入選2位 「無題」 村田遼平
 >評<  終行に作者の感性の耀きと覚悟をみる。ただ、題名をつけていないことで作品を貶めていないか。
入選3位 「秋から見つめて」 新井純
 >評<  「手は貴方を離れています/繋ぎ直してくれますか」の切ない訴求が、直截(ちょくせつ)伝わってくる。
入選4位 「笑顔でいる事をわすれない」 井上麻貴
 >評<  三連に作者の小さな優しさが感じられる。ただ全体的にやや理屈が克ったものとなっている。
入選5位 「わかってほしい事」 吉田沙緒里
 >評< 「私はふつうじゃない」が終連にしっかり受け止められている。
佳作 「水琴窟」 宇佐美真一
【川柳の部】
入選1位 「しがらみの 自在の揺れに 道あらず」 有泉政弘
 >評<  季語が無いので川柳のジャンルに入っているが、句作の姿勢はまさしく俳句。下五の「道あらず」に心の揺れに厳しい選択を示している。
入選2位 「杖の音 一歩下りて 道譲る」 佐野薫
 >評<  中七がぎこちない。いっそ「杖の音 道をゆずりて 空は晴れ」と素直にうたい流して、下五を考えては? 掲出の下五は選者の勝手な思い。
入選3位 「道端の 枯葉で止まる 車いす」 和久
 >評<  枯葉のかすかな囁きに車いすを止めた作者の優しい心根
入選4位 「白杖よ 花と作句の 八十路坂」 井口貞子
 >評<  やや人為人工を感じてしまう。良く言えば出来過ぎ。でもうらやましい80才。
入選5位 「手をつなぎ 声をかけあい 越える坂」 埜村和美
 >評<  下五の「坂」を越えるにさりげなく加齢を重ねている。あまり気張らないのが良い。
佳作1 「車椅子 道のデコボコ すべて知る」 片平徳男  
佳作2 「かかとくん 動いてほしい 十分に」 手塚一男
佳作3 「自閉でも お腹が減るし 歌もでる」 名犬ポチ  
佳作4 「寒くなり 家を出るのが たいへんだ」奈良圭司
佳作5 「やさしさは 誰もがもってる あたたかみ」 恵風

お問合せ先

社会福祉法人 山梨県障害者福祉協会
Tel : 055-252-0100
Fax : 055-251-3344
E-Mail : noriko@sanshoukyou.net
担当 : 志村