山梨県障害者福祉ふれあい会議
山梨県障害者福祉ふれあい会議
この組織は、1981(昭和56)年の国際障害者年のメインテーマ、障害者の「完全参加と平等」の実現を図るため、1980(昭和55)年、この趣旨を適確に推進する機関として、障害者団体・施設・福祉・教育機関等で構成した「山梨県国際障害者年推進会議」が設立されたことにより、その後も新たな障害者の課題に対応できる、永続性のある新組織への発展解消を図るものとして受け継がれました。詳細は30周年にあたる平成22年に発行いたしました冊子(「共生」への30年)をリンクよりご覧下さい。 |
国際障害者年とは
国際連合が1981年を「国際障害者年」に指定しました。これは、1971年「精神薄弱者の権利宣言」、1975年「障害者の権利宣言」を採択したことに次ぎ、これらを単なる理念としてではなく社会において実現するという意図のもとに、決議されたものです。テーマは「完全参加と平等」で、主な内容は下記の通り。
(1)障害者の身体的、精神的な社会適合の援助
(2)就労の機会保障
(3)日常生活への参加の促進
(4)社会参加権の周知徹底のための社会教育と情報の提供
(5)国際障害者年の目的の実施のための措置と方法の確立
さらに1982年には、「国際障害者年」の成果をもとに検討されてきた「障害者に関する世界行動計画」が総会で決議。この計画の実施にあたって1983〜92年までを「国連・障害者の十年」と宣言し、各国が計画的な課題解決に取り組むこととなりました。
国際障害者年シンボルマーク 二人の人間が連帯して手を取り合い、平等の立場から互いに支え合っている姿を表現しています。 また“平等”“希望”“支援”を表しており、マークの周囲の葉は、国連紋章の一部を示しています。 |