社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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令和2年7月1日第98号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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コロナウイルスの功罪

 社会福祉法人山梨県障害者福祉協会  理事長 竹内正直 たけうちまさなお
  新型コロナウイルスの国内感染者が千人を超えたという報道は、つい3月のことであった。人生80余年を生きて来たぼくも、コロナウイルスの発症と蔓延だけは予想も夢想もしていなかった、まさに晴天霹靂の事件であった。
朝日新聞3月21日付の『はてなスコープ』によれば、「1930(昭和5)年代に鳥、40年代にマウスと豚からコロナウイルスが分離され」「犬・牛・猫・キリン・ラクダなど様々な動物でコロナウイルスの感染が確認」されたとある。コロナウイルス禍が今に始まったものではないとあるが、ぼくの生年が1930年ということから、ぼくはコロナウイルスの発生とともに生まれ、コロナウイルスの盛衰とともに成長してきたことになる。何とも巡り合わせの悪い出自と処世であったことかと、臍ほぞを噛む思いである。
ただ、コロナウイルスの対応の遅れは先の指摘のように、「SARS(重症性呼吸器症候群)は2002年11月〜2003年7月に世界で8千人以上の患者が報告」されたとあって、6月8日付の同紙は、「米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では米国内の新型コロナウイルスの死者は11万人近い」と飛散拡大して止どまるところを知らぬ勢いとなってしまっているとのことである。
何事も、初動の契機の的確迅速な把握と処置が如何に肝要であることを示唆している。どうやらこれは、コロナウイルスの遺した功罪のレガシーとでも言うものだろうか。

本協会の事業実施における感染防止対策

 本協会では各事業について、新型コロナウイルス感染防止策として、次のような対応を取ることを基本として、できる限り実施して参りたいと考えております。
<参加者皆様への働きかけ> ・ マスク着用、体調の確認、検温、手指の消毒 ・ “参加者チェックリスト”の提出(参加者チェックリストは健康に関する事項及び2週間以内の海外渡航の有無など確認するシートです)
<事業の企画・運営にあたって>(3密の回避)・ 参加人数を事前に把握し、人数に見合った会場を用意する。・ 会場の座席は、他と十分な間隔を確保する。・ 2方向の窓やドアを開けるなど十分な換気を行う。
 今後予定の事業につきましても、感染の状況を踏まえながら、実施時期や事業規模など検討の上、実施して参りますので、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。


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就任のご挨拶

 山梨県福祉保健部 障害福祉課 課長 古澤喜彦 ふるさわよしひこ
 この4月に障害福祉課長に就任しました古澤です。日頃から、竹内理事長様をはじめ、協会関係者の皆さまにおかれましては、山梨県の障害者施策の推進に御理解、御協力をいただくとともに、障害への深い理解と熱意により、施策推進の一翼を担っていただくなど、一方ならぬ御尽力を賜り深く感謝申し上げます。
私は、2度目の障害福祉課勤務となります。前回は、障害福祉サービス事業所の指定・指導や県立障害者施設の管理などを担う施設支援担当の課長補佐として在籍しておりましたが、今回は障害福祉課長として心新たに誠心誠意、職務に精励して参る所存であります。
本年度は、「やまなし障害児・障害者プラン2021」の策定年度となっています。
このプランは、県が市町村や関係機関等と連携しながら、総合的に社会福祉施策に取り組むための基本指針となりますので、皆様の声をいただきながら、しっかりと策定を進めて参りたいと考えております。
今後も、障害のある方もない方も、共に幸せに暮らすことができる社会の実現を目指して、市町村と十分に連携しながら、事業者や県民とも一体となった障害福祉を推進して参りますので、一層の御理解と御協力をお願いします。

就任のご挨拶

 社会福祉法人 山梨県障害者福祉協会 常務理事・事務局長 上野直樹 うえのなおき
 本年4月から事務局長に就任しました上野です。どうぞよろしくお願いします。
さて、就任早々から新型コロナウイルスの感染拡大の影響による事業の中止や延期、事務局体制の構築などの対応に追われる日々でありました。こうした中でこれからの時代の福祉の在り方や、コロナや新たな疾病に負けずにどのように事業を実施していけばよいのかを改めて考えさせられました。
我々としては、常にこうしたことを考えながら、様々な事業を確実に実施することで障害を持つ方々の生活の質の向上につなげて参りたいと考えております。
また、地方自治体の財政状況は大変厳しく、福祉行政も毎年のシーリングの中で事業の見直しを迫られており、当協会の財政状況にも大きな影響を及ぼしています。
障害者福祉団体のとりまとめを担う当協会には一層の安定運営が求められており、安定した運営に向けた取り組みに注力して参りたいと考えております。
様々な課題がありますが、こうした課題を乗り越えていくには、やはり関係者が一体となって取り組んでいく事が重要ではないでしょうか。
既に4月以降事業の中止や延期など皆様にも大変ご迷惑をおかけしているところではありますが、改めて当協会へのご支援とご協力をお願いいたします。


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矢ア繁 やざきしげる さんが「日身連会長表彰」を受賞

 地域における団体活動への永年にわたる貢献とその功績を讃え顕彰される「日身連会長表彰」を、今年度、矢ア繁さん(山視協 副会長)が受賞されました。
当初は日本身体障害者連合福祉大会で表彰の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となり、式典における表彰はかないませんでした。
矢アさんをはじめ全国の52名の受賞者の皆様へ福祉大会実行委員会から表彰状と記念品が郵送にて贈呈されました。

「障害者文化展」作品募集

 本年11月3日(火)〜11月7日(土)の5日間、県立図書館1階イベントスペースにおいて、「第23回山梨県障害者文化展」を開催します。
文化芸術作品をぜひ出品して下さい。お待ちしています! 
■ 参加資格:県内に居住する障害者 
■ 出品方法:2020年9月1日(火)から9月11日(金)までに地域の保健福祉事務所、市福祉事務所へ申し込んでください。
■ 作品規格:絵画【最大72.2cm×50cm】書道【最大70cm×130cm】 壁掛け【最大70cm×50cm】 立体作品(置物等)【最大50cm四方】 
■ 作品点数:お一人1作品 
■ お願い:会場スペースが限られています。作品の大きさは必ず守ってください。

「パソコンボランティア養成講習会」延期のお知らせ

 今年度の「障害者パソコンボランティア養成講習会」(全日程3日間20時間)は、7月開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止のため、10月上旬〜11月下旬の期間内に延期となりました。
日程や講習内容、募集要項など決まり次第、本協会ホームページ等でお知らせします。
※ 障害者パソコンボランティア…在宅の障害者で外出が困難な方々に対し、障害者の自宅など身近な場所に出向き、パソコンや周辺機器の使用に関する支援を行うボランティアの方々。
この養成講習会を受講してボランティアの一員として登録されます。

弁護士による無料法律相談のご案内

 本協会では、障害者やその関係者を対象に弁護士相談を無料で行っています。
財産管理・相続・契約・消費者金融・成年後見人など、法律に関する内容で弁護士に相談を希望される方は、お問い合わせ下さい。聴覚に障害のある方は、手話通訳や要約筆記等での相談も行っています。
なお、面談の際は、検温・マスク着用・手指の消毒・換気・3密の回避など、感染防止に努め実施しております。
■ 面談 日:毎月第3火曜日(要予約) 午後1:30〜4:30 
■ 面談場所:福祉プラザ1階 相談室または会議室 
■ 問合せ先:電話055−254−6266 FAX055−251−3344


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本協会の令和元年度 事業報告 及び 決算報告

 協会の昨年度「事業報告及び決算報告」につきましては、協会のホームページに掲載しております。
インターネット環境のない場合は、お申し出いただければ、開示しますので本協会までお問い合わせください。

ジパング倶楽部 特別会員のご案内

■対象者 身体障害者手帳をお持ちで、男性満60歳、女性満55歳以上の方 
■年会費 1,400円 
■ 申込方法 身体障害者手帳を持参のうえ、本協会までお越しください。来所が困難な方は現金書留での対応もいたしますので、ご一報ください。
お申し込みをいただいてから、お手元にジパング手帳が届くまで3〜4週間程度かかります。ご旅行の際は余裕をもってお申し込みください。なお、申込用紙は、本協会のホームページからダウンロードできます。
■きっぷの割引について 
(1)割引となるきっぷ:JR線を「片道、往復、連続」で201km以上ご利用される場合、特急券・グリーン券・指定券などが割引されます。(新幹線「のぞみ」「みずほ」など一部割引とならないきっぷがあります)
(2)割引の内容:3割引(ただし新規会員は初回3回まで2割引)
(3)割引とならない期間:4月27日〜5月6日、8月10日〜8月19日、12月28日〜1月6日 
(4)介助者の割引:第1種身体障害者の方で、介助者が同行される場合は介助者の方も同様の割引となります 
申込み問合せ…山梨県障害者福祉協会 電話:055‐252‐0100 FAX:055‐251‐3344 
サービス内容等の問合せ…「JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部事務局」 電話:050‐2016‐7000

山梨県障害者権利擁護センター

障害者の虐待に関する相談・問い合わせ火曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで(時間外は携帯に転送)
電話055-225-3733
FAX055-251-3344

結婚相談について

山梨県内に在住の障害者の方を対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。専用の相談室を用意しております。お気軽にお電話下さい。
電話055-252-0100

障害者110番

障害者・家族・関係者の相談に応じます。
火曜日から土曜日 午前9時から午後4時
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日の午後1時30分から4時30分
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

発行所

社会福祉法人山梨県障害者福祉協会

発行責任者

竹内正直

事務所

〒400-0005 山梨県甲府市北新一丁目2-12 (山梨県福祉プラザ1階)
TEL 055-252-0100(代) FAX 055-251-3344
E-mail:info@sanshoukyou.net URL:http://sanshoukyou.net

編集委員会

委員 田端 康三 山梨県手をつなぐ育成会
委員 原 庚徳 山梨県身体障害者連合福祉会
委員 川ア 博史 山梨県精神障害者家族会連合会
委員 角田 貴弘 山梨県視覚障がい者福祉協会
事務局 橋 充幸 山梨県障害者福祉協会
印刷所 亀山 輝喜 有限会社 藤屋紙工

この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。