社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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平成29年10月1日第87号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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第4回山梨県障害者芸術・文化祭によせて

 9月1日(金)、2日(土)に山梨県防災新館で「第4回山梨県障害者芸術・文化祭」を開催しました。芸術・文化祭の開催に当たり、多大な御支援と御協力をいただいた関係者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
今回の芸術・文化祭は「共生」をテーマとし、障害のある人とない人が共に楽しみ、喜び、互いを理解し合うことができる空間を作り出すことで「共生社会」の構築に向けた実感・共感を広げることを目的としました。
2日間にわたり、ダンスや合唱などの舞台発表、物品展示販売など、障害のある方々の日頃の成果を披露していただいた芸術・文化活動の数々が繰り広げられました。また、今年度は新たな取り組みとして、来場者全員でひとつの大きな作品を製作する「合同製作アートワークショップ」や誰もが簡単に楽しめる障害者スポーツ「ボッチャ」体験などを実施したことで、例年よりも会場にいる皆様との一体感を感じることができたのではないかと思います。
さらに、合同開催の「第20回山梨県障害者文化展」及び「山梨アール・ブリュット展」の各会場を巡るスタンプラリーを実施したことで、昨年度よりも多くの皆様にご来場いただくとともに、障害者の芸術文化活動の多様さや奥行きの深さを数多くの県民の方々に知っていただく良いきっかけともなりました。
こうした催しを通じ、障害者の皆様の生きがいや自信の創出に繋がることを期待するところであります。県では、今後も障害のある方の芸術・文化活動を積極的に支援し、障害者の自立や社会参加を促すとともに、障害への理解を促進し、誰もが社会の一員としてお互いを尊重し、支え合って暮らす共生社会の実現を目指して参りますので、一層の御理解と御協力をお願いいたします。
山梨県障害福祉課 課長 山本盛次 やまもとせいじ

来年度の障害者福祉施策の「要望書」を、県に提出

 去る8月24日(木)、山梨県障害者福祉協会の竹内理事長、木村副理事長、馬場副理事長の3理事及び県視覚障がい者福祉協会の堀口会長、広瀬副会長、矢崎副会長の3役員が、県障害福祉課を訪問して「平成30年度の障害者福祉施策に関わる予算化及び施策の要望書」を提出しました。
今回の要望項目の内訳は、予算化項目2、施策項目17(新規要望6、継続要望11)です。要望に対しての県からの回答につきましては、来年度の県予算編成を終えた明年3月の定例理事会・評議員会でいただけるようお願いしました。
要望項目の内容詳細については、本協会のホームページをご覧ください。


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今年の援護功労者等「知事表彰」9氏が受賞

 9月1〜2日に開催された「第4回山梨県障害者芸術・文化祭」の開演に先立って、「平成29年度知事表彰(援護功労者・自立更正者・模範保護者)」の表彰式がありました。受賞者はつぎのとおり。
【援護功労者】 星野亘汎 ほしの のぶひろ(都留市)・堀口俊二 ほりぐち しゅんじ(甲斐市)・向山 清 むこうやま きよし(昭和町)・山角隆次 やまずみ たかつぐ(甲府市)・渡辺弘子 わたなべ ひろこ(富士河口湖町)
【自立更正者】 秋山隆晴 あきやま たかはる(中央市)・芦沢佳津子 あしざわかづこ(南アルプス市)・横山貞子 よこやま さだこ(甲斐市)
【模範保護者】 雨宮清昭 あめみや きよてる(笛吹市)
受賞者の長年のご貢献に心から感謝と敬意を申し上げ、今後も引き続き障害者福祉施策の推進にご協力いただけるよう期待しています。

関ブロ相談員研修会を山梨で開催

 7月21日(金)、山梨県立図書館において、「第18回日身連関東甲信越静ブロック身体障害者相談員研修会」が開催され、ブロック域内から約200人の参加がありました。
研修内容は、県内各地域で活動する障害者相談員から、地域における障害者の自立生活に関する課題や意見が寄せられていたことから、『親なきあとの自立』をテーマに、講演とパネルディスカッションが行われました。
講演は、東京都世田谷区「親なきあと」相談室主宰の渡部 伸 わたなべ しん氏(行政書士)による、『障害のある子が親なきあとに お金で困らないために』をテーマとしたもので、自身も知的障害者の親である渡部氏は行政書士としての経験も踏まえ、障害者の地域生活を支える さまざまな施策やサービスの現状と今後の展望や課題について、実践的な内容でした。
後半は『親なきあとの自立を考える』をテーマにパネルディスカッションを行い、パネリストからは、「親あるうちから、親の依存度を減らしていくことが大切」「親が、子の限界を決めない」など、活発な意見交換があって盛況のおり終了しました。
パネリストは雨宮清昭 あめみや きよてる 山梨県精神障害者家族会連合会副会長、越水眞澄  こしみず ますみ 山梨県知的障害者相談員等連絡協議会副会長、田崎輝美 たさき てるみ 日本筋ジストロフィー協会山梨支部支部長、
コーディネーターは山西 孝 やまにし たかし 山梨県知的障害者支援協会会長の以上4人でした。
参加者からは「我が子が日々どんなことで笑顔になるかを知っておくことが大切、というパネリストの話に共感しました」「親なきあと、子が周りの人から理解してもらうためには『親心の記録』が有効であることが分かりました。」などの感想が寄せられ、相談員がこれまで以上に障害者を抱える家族に寄り添うことにつながる貴重な研修機会となりました。
(『親心の記録』… 親なきあと、子どもを支援してくれる方々に子どものことを知ってもらうための記録簿。この記録簿の発行元は一般社団法人「日本相続知財センター」)


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全国スポーツ大会“山梨県選手団”決定!

 平成29年10月28日(土)〜30日(月)に愛媛県で開催される、第17回全国障害者スポーツ大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ大会」の山梨県選手団が決定しました。
選手18名(肢体7名・視覚1名・知的10名)、競技役員・介護者18名、総勢36名の選手団です。 大会スローガン『君の風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え』をテーマに愛媛県総合運動公園陸上競技場をメイン会場とし、3日間の熱戦が繰り広げられます。本県の選手はつぎのとおり。
《陸上》五味勇哉 ごみ ゆうや・古屋 隼 ふるや しゅん・鶴田瑞光 つるた ひかる・長田真奈美 おさだ まなみ・大井捺生 おおい なつき・土屋ひめの つちや・輿石和之 しいし かずゆき・青木真弓 あおき まゆみこ・小宮山浩司 こみやま こうじ
《フライングディスク》 久島 真 くしま まこと・宮坂優一 みやさか まさかず・齊藤美咲 さいとう みさき ・中村祐太なかむら ゆうた
《ボウリング》佐藤直哉 さとう なおや・中嶌 晃 なかじま こう 
《卓球》 後藤 崇 ごとう たかし・渡辺伊吹 わたなべ いぶき 
《水泳》村松由里 むらまつ ゆり


第20回「山梨県障害者文化展」が盛況

 平成29年8月31日から9月4日まで山交百貨店で、第20回山梨県障害者文化展が開催されました。
今年の作品は、昨年を上回る総数1218点(参加人数2256人)と盛況でした。また、毎年会場を無償提供してくださる且R交百貨店の暖かいお心遣いに関係者一同感謝しております。受賞者は次のとおりです。
【山梨県知事賞】書道:茜 舟 せいしゅう(峡南) 手芸:ホープステーション美術班Aグループ(ホープステーション)工芸:ふうりん会(三生会病院) 絵画:TAIGA(住吉病院) その他:コスモス通所 つうしょ(コスモス)陶芸:一ノ瀬径子 いちのせみちこ(北病院) 文芸:大木勝美 おおきかつみ(甲州通所リハビリテーション)
【山梨県議会議長賞】書道:青山 孝 あおやま たかし(南アルプス市) 手芸:塩澤はつ江 しおざわ はつえ(甲州通所リハビリテーション)工芸:第二仁生園グループD だいにじんせいえん(第二仁生園) 絵画:雨宮程三 あめみやていぞう(甲州デイサービスセンター一宮事業所)その他:遠藤 亨 えんどう とおる(都留市) 陶芸:尾崎宏之 おざきひろゆき(そだち園)  文芸:佐藤真佐子 さとう まさこ(甲府市)
【山梨県教育長賞】絵画:丸山綾乃 まるやま あやの(付属特別支援学校)絵画:小林昌広 こばやしまさひろ(ろう学校) 絵画:細川こころ ほそかわ(ろう学校)
【山梨県障害者福祉協会理事長賞】書道:遠藤あゆち えんどう(そだち園) 手芸:関根ふじゑ せきね ふじえ(富士吉田市)工芸:千代田荘西棟 ちよだそうにしとう(千代田荘)絵画:宮里和幸 みやざと かずゆき(住吉病院)その他:スマイルチーム(富士北麓聖ヨハネ支援センター)陶芸:中根工房 なかね こうぼう(青い鳥成人寮) 文芸:穴水公一 あなみず こういち(甲府市)


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県民の日協賛事業 「ふれあいマーケット・芸能まつり」

 明治4年11月20日に甲府県から山梨県に改められたことを記念して、昭和61年に設けられた「県民の日」のイベントが、今年は11月18日(土)、19日(日)の2日間、小瀬スポーツ公園内で開催されます。
「ふれあいマーケット」には、ふれあい会議より21団体が、施設の授産製品や野菜、遊休品、模擬店などを出展します。視覚障がい者福祉協会では、プロのあん摩師が無料のマッサージを行い大変好評です。また、19日には「ふれあい芸能まつり」として、舞台発表も予定しています。ぜひ遊びに来て下さい。
なお、当日は周辺道路や駐車場が混雑しますので、お早めにお越しください。

第28回「障害者の主張大会」参加者募集

 日頃の想いや夢、こんな世の中になってほしいという希望などあなたの言葉で伝えて下さい。ご応募お待ちしております。
開催日:平成29年12月7日(木)午後1時から
開催場所:山梨県防災新館1階 オープンスクエア 
募集資格:山梨県内に在住の18歳以上(平成29年4月1日現在)の障害がある人 
作文内容:テーマは自由です。作文は未発表のものとします。
***** 応募作文はご返却できませんのでご了承ください。***** 
応募方法:平成29年10月20日(金)までに「住所」「氏名(ふりがな)」「連絡先」「障害者手帳のコピー」を添えて、山梨県障害者福祉協会事務局へ提出のこと。(郵送可)
※出場の決定については11月9日(木)までに各応募者に連絡をします。
※当日の発表で表彰者を決定します。
最優秀賞1名 優秀賞1名 特別賞4名 努力賞4名 

ジパング倶楽部特別会員入会のお誘い

 ジパング倶楽部特別会員に入会すると、JR乗車券が往復201キロ以上の場合、特急券が2〜3割引で購入することができます。
[対象者]身体障害者手帳所持者 男性60歳 女性55歳以上の方
[申請方法]身体障害者手帳を持参のうえ、当協会までお越しください。来所が困難な方は現金書留でも受け付けをしています。
[年会費](新規・更新)1,350円 申込み問合せは、当協会事務局まで。
サービス内容等の問合せ:JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部事務局 Tel:055-2016-7000 
※割引対象外の電車・日にちがあります。

山梨県障害者権利擁護センター

障害者の虐待に関する相談・問い合わせ火曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで(時間外は携帯に転送)
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

結婚相談について

山梨県内に在住の障害者のかたを対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。
専用の相談室を用意しております。お気軽にお電話下さい。
電話055-252-0100

障害者110番

障害者・家族・関係者の相談に応じます。
火曜日から土曜日 午前9時から午後4時
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日の午後1時30分から4時30分
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

編集後記

 いよいよ桜の便りが報じられる時期となりました。こん号には恒例の「今年度本協会事業計画」が載っております。皆様の積極的なご参加をお願い致します。
また、改めて、この情報誌 共生 の読者である本協会の構成団体員の多さに驚くと同時に責任の重大さを痛感しているところです。
常に正しく情報をお伝えして皆様の生活に少しでもお役に立てるよう編集委員一同、努力いたしますので今後ともよろしくお願い致します。( 原 みちのり)

編集委員会

委員 仁科加代子(山聴協)
委員 田端 康三(手をつなぐ育成会)
委員 原 庚徳(山身連)
委員 川ア 博史(精家連)
委員 広瀬 清敏 (山視協)
事務局 高橋 充幸(山障協)
印刷所 (有)藤屋紙工

この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。