社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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平成28年7月1日第82号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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就任のご挨拶

 福祉保健部障害福祉課 課長 山本盛次 やまもとせいじ
 この4月から障害福祉課長に就任しました山本です。竹内理事長様をはじめ皆様におかれましては、日頃から山梨県の障害福祉推進に御支援と御協力をいただき感謝申し上げます。
さて、障害福祉を取り巻く情勢をみますと、障害者の自立と社会参加に関し、基本原則を定めた障害者基本法の改正や障害者差別解消法の制定などを経て、障害者の権利に関する条約が批准されるなど、国においては近年、様々な改革が進められております。
県といたしましても、これらの変化に対応すべく、障害のある人もない人も分け隔てなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共に暮らすことができる共生社会の構築を推進するため、平成5年に制定した「障害者幸住条例」を全面的に改正し、本年4月から施行したところです。
この条例では、障害者差別の禁止や相談体制の整備など具体的な取組を推進することを新たに加えるとともに、県民の障害や障害者に関する理解を促進する取り組みを進め、物理的バリアフリーと心のバリアフリーをともに推進することにより、真のバリアフリーを目指すこととしました。
今後も、これらの取り組みを通じて、障害のある人もない人も、共に幸せに暮らすことができる社会の実現を目指して、行政や事業者、県民が一体となり、障害福祉を推進して参りますので、一層の御理解と御協力をお願いします。
結びに、誰もが社会の一員として互いを尊重し、支え合って暮らす社会の実現に向けて、障害者施策を推進して参りますので、引き続き御理解と御協力をお願い申し上げます。

「第61回日本身体障害者福祉大会 きょうと大会」

 上記大会が、全国から、約2,700名にも上る関係者が参加して5月11(水)〜12日(木)に開催されました。
京都府知事、京都市長ほか多数の来賓からご挨拶をいただいたあと、日身連会長表彰があり、本県からは埜村和美さんが受賞されました。
大会では、平成27年度事業報告、平成28年度事業計画、政策協議報告、大会宣言採択、大会決議採択のほか、今年度から施行された「障害者差別解消法」をテーマに、国・兵庫県の担当職員、弁護士、障害者団体役員をパネリストとしたシンポジウムも開催され、法の理解・啓発等について熱心な議論が交わされました。
次回の開催は岐阜県となりますが、障害者を取り巻く様々な法律等の検証をはじめ、障害者団体の組織率の向上などにわたり活発な論議が期待されます。


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県障害者スポーツ大会盛大に開催

 平成28年度山梨県障害者スポーツ大会が4月24日(日)、5月5日(木)、15日(日)、29日(日)の4日間、延べ600人の選手の参加により盛大に開催されました。
競技は4月24日に卓球(緑が丘スポーツ公園)、5月5日に陸上、フライングディスク(小瀬スポーツ公園)、5月15日にサウンドテーブルテニス(県立盲学校)、水泳(緑が丘スポーツ公園)
29日にボウリング(ダイトースターレーン双葉)の5会場でそれぞれ行われ、「スタートは、だれにも勝利のチャンスがある」をスローガンに、各競技で熱戦が繰り広げられました。
この大会は、10月に岩手県で開催される「第16回全国障害者スポーツ大会 −希望郷いわて大会−」の出場選手選考会を兼ねています。

第16回全国障害者スポーツ大会「2016希望郷いわて大会」サッカー競技関東ブロック地区予選会山梨で開催

去る5月14日(土)昭和町押原スポーツ公園に於いて、上記大会が山梨県で開催されました。
当日は五月晴れの下、山梨県チームを含む1都6県2市の選手・役員・審判200名余りが集結し、全国大会出場権を目指し戦われました。
激戦の結果、東京都が関東ブロック代表となり、山梨県チームは残念ながら1回戦敗退の結果でした。

第3回山梨県障害者芸術・文化祭を開催します

第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会を一過性のものにしないため、一昨年・昨年に引き続き第3回山梨県障害者芸術・文化祭を開催します。
障害者の芸術及び文化活動への参加を通じて、全ての障害者の生活を豊かにするとともに、県民の障害への理解と認識を深め、障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的としています。
主催:山梨県・社会福祉法人山梨県障害者福祉協会
期間:平成28年9月2日(金)、3日(土)
会場:防災新館「やまなしプラザ」
内容:1芸術・文化祭
(1)芸術舞台・音楽・演劇発表
2ふれあい交流
(1)著名人による講演会・コンサート 
(2)授産製品の展示、販売
(3)ゆるキャラとのふれあい 
(4)視覚障害者用囲碁大会
(5)盲導犬とのふれあい 
(6)体験型ワークショップ 
(7)手話体験講座 等

第19回障害者文化展作品募集

平成28年9月1日(木)〜9月5日(月)まで山交百貨店5階催事場において第19回障害者文化展を開催します。
芸術文化作品をぜひ出品して下さい。お待ちしています!
参加資格:県内に居住する障害者 
出品方法:平成28年7月19日(火)から7月29日(金)までに地域の保健福祉事務所、市福祉事務所へ申し込んでください。
作品規格:絵画【最大72.2cm×50cm】書道【最大70cm×130cm】壁掛け【最大70cm×50cm】立体作品(置物等)【最大40cm四方】
作品点数:お1人1作品まで
※ 会場スペースが限られています。作品の大きさは必ず守ってください。


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障害者相談員及び関係団体役員等合同研修会のお知らせ

 協会では、山梨ともしび基金の助成金により、障害者相談員及び障害者団体関係役員等へ幅広く呼びかけ、4月1日から施行された障害者差別解消法の内容について理解を深めるとともに障害者相談員がもつべき権利擁護の知識、求められる知識を学ぶ研修会を開催します。
日時:平成28年8月6日(土)午後1時30分 〜4時  
場所:山梨県福祉プラザ 4階 大会議室 
研修内容:(1)講義「障害者差別解消法について」
講師 山梨県障害福祉課 課長補佐 丸山正 氏 
(2)講演「障害者の権利擁護」〜課題と実践〜 
講師 全国権利擁護支援ネットワーク代表 弁護士 佐藤 彰一 氏

「相談支援従事者初任者研修」について

 今年度の「相談支援従事者初任者研修」は9月9日(金)、12日(月)、23日(金)、10月4日(火)、7日(金)の日程で開催いたします。
「サービス管理責任者研修」「児童発達支援管理責任者研修」を受ける予定の方でこれまでに本研修を受講されていない方は本研修の1日目と2日目を受講する必要があります。
その他の研修のご案内も随時山梨県障害者福祉協会のホームページに掲載させて頂きますのでよろしくお願いします。

平成28年度関東甲信越静ブロック「友愛の集い」の開催お知らせ

 関東甲信越静ブロックの障害者の結婚交流会を今年は横浜市で開催いたします。
男女の出会いの場を提供し、集いを通して相互の交流を深め、これからの人生を楽しく語り合える友人関係をつくり、自立の一助となることを目的としています。
期日 : 平成28年9月11日(日)11:00〜16:30 
会場 : 新横浜国際ホテル(横浜市港北区新横浜3−7−8) 
毎年持ち回りで行われています。
詳しい内容をお知りになりたい方は山梨県障害者福祉協会の担当までお問い合わせください。

弁護士による無料相談

 協会では障害者やその関係者を対象に無料弁護士相談を行っています。
財産管理・相続・契約・消費者金融・成年後見人等、法律の専門家に相談したい事がある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
開催日:毎月第3火曜日(要予約) 午後1:30〜4:30 
※個人の秘密は堅く守ります。

県下視覚障害者文化祭のご案内

 山梨県視覚障がい者福祉協会では毎年、文化祭を開催しています。
文芸(短歌・俳句・川柳部門)の投稿をお待ちしております。
なお、各部門1人1首、または1句に限らせて頂きます。
視覚に障害がある方でしたら、協会に入っていない方の投稿も歓迎します。
文芸の投稿は、10月30日(日)までに山視協事務局までお願いします。


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人工で声を創る、県喉会事業

 協会傘下の山梨県喉頭摘出者福祉会(略称・県喉会)では、別掲の日程で、県から業務委託を受けて定期的に発声研修を実施しています。参加は無料です。お気軽にご利用ください。 
● 障害の特性や発生レベルに合わせた発声指導 食道発声/EL(電気式人工喉頭)発声法 シャント発声法(マンツーマン指導)発声器具、VTR等の貸出し 
● 申し込み FAX:055-262-1153(北村方) 
【開催日程】共立介護福祉センターいけだ 1階 地域交流室 
7月3日(日)・23日(土) 9月4日(日)・24日(土)10月2日(日)・22日(土) 11月5日(土)・20日(日) 12月4日(日)  2月4日(土)・26日(日)3月4日(土)・26日(日)
山梨大学医学部附属病院 2階小会議室 7月14日(木)  9月8日(木) 10月13日(木) 11月10日(木) 2月9日(木) 3月9日(木)

平成27年度事業報告及び決算報告について

  毎年7月号に、前年度の事業報告及び決算報告を掲載致しましたが、紙面を有効活用するため、ホームページへの掲載をもって変えさせていただくことと致しました。
また、インターネット環境のない場合は、お申し出いただければ、いつでも開示致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

協会の賛助会員を募集

 協会の自主事業などの実施に伴う財源確保のため、法人・個人を対象に賛助会員を募集していますが、これまでの取り組みで様々な団体、個人から賛助会の趣旨にご賛同いただき、法人・個人合わせて会員数は32(平成28年6月17日現在)となりました。この紙面を借りてお礼申し上げます。
会員からの浄財は障害者福祉の向上に活用させていただきます。
また、今後も会員獲得に向けPRを展開して参りますが、皆さんのご協力をよろしくお願いします。
【賛助会員の入会案内】賛助会員の会費は、次のとおりです。
1 法人及び団体会員 1口以上(1口年間10,000円)
2 個人会員 1口以上(1口年間 2,000円)
※ 詳細については協会までお問い合わせください。

山梨県障害者権利擁護センター

障害者の虐待に関する相談・問い合わせ火曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで(時間外は携帯に転送)
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

結婚相談について

山梨県内に在住の障害者のかたを対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。
専用の相談室を用意しております。お気軽にお電話下さい。
電話055-252-0100

障害者110番

障害者・家族・関係者の相談に応じます。
火曜日から土曜日 午前9時から午後4時
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日の午後1時30分から4時30分
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

編集後記

 編集に携わる以前は目次を見て中を拾い読みする程度でした。今はひととおり目を通して(いや、指を通して)います。読者の皆様にとりましてもそれぞれの立場で参考になることが多いと思います。暑い季節となりますがどうぞご自愛ください。(広瀬清敏)

編集委員会

委員 仁科加代子(山聴協)
委員 田端 康三(手をつなぐ育成会)
委員 原 庚徳(山身連)
委員 宮本 徳子(精家連)
委員 広瀬 清敏 (山視協)
事務局 齊藤 玉木(山障協)
事務局 穴水 美紀(山障協)
印刷所 (有)藤屋紙工

この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。