社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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平成27年7月1日第78号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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就任のご挨拶

福祉保健部障害福祉課 課長 中山吉幸 なかやまよしゆき

 この4月から障害福祉課長に就任しました中山です。
竹内理事長様をはじめ皆様におかれましては、日頃から山梨県の障害福祉推進に御支援と御協力をいただき感謝申し上げます。
さて、近年の障害者福祉を取り巻く環境は大きく変わってきました。
平成18年12月国連総会において障害者権利条約の採択を受け、国において障害者基本法の改正、障害者差別解消法の制定を経て、昨年1月に障害者権利条約を批准するなど、障害のある人が尊厳を持ち自己選択・自己決定ができる社会の実現に向けて大きく動き始めています。
このことを踏まえ、本県においては今後3年間の障害福祉の指針である、やまなし障害者プラン2015を策定するとともに、平成5年度に全国に先駆けて策定された、山梨県障害者幸住条例の見直しなどの取り組みを進めているところです。
これらを通じて、従来にも増して障害者施策を進めて参る所存であります。
ところで、一昨年「第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会」が皆様の御協力と御参加を得て成功裏に開催されたことを踏まえ、この大会を一過性のものとせず、将来に繋げるため、昨年度から本県独自の取り組みとして山梨県障害者芸術・文化祭を開催しております。
本年度は、9月4日と5日の両日に山梨県防災新館において開催する予定ですので、皆様の御支援と御協力をどうかよろしくお願いします。
結びに、誰もが社会の一員として互いを尊重し、支え合って暮らす社会の実現に向けて、障害者施策を推進して参りますので、引き続き御理解と御協力をお願い申し上げます。

就任のご挨拶

社会福祉法人 山梨県障害者福祉協会 事務局長・常務理事 石原光広 いしはらみつひろ

 本年4月から石合氏の後任として事務局長に就任しました石原です。よろしくお願いします。
さて、山梨県障害者福祉協は、ご承知のとおり、構成団体である県内各福祉団体の取り纏めばかりではなく、県の様々な福祉施策の受託機関としての役割も担っておりますが、
とりわけ、財政事情の悪化に伴い福祉行政を取り巻く社会制度が厳しさを増していることを鑑みますと、行政と障害者団体との橋渡しとして、その役割がより重要性を増していると受け止めています。
このことを具体化し実践していくためには、皆様方と今まで以上の意思疎通が不可欠ですが、私共も受け身ではなく皆様方との連携をより密にしながら、多様なニーズの発掘・把握に努めねばと考えております。
福祉行政の目指すところは「自立」と「共生」にあると思います。しかし、時代は、国際化も相俟って、我々を取り巻く社会・経済情勢が複雑・多様化、深刻化を極め、多くの人々が日常の中で将来に向けた名状しがたい「不安」を抱えている「不寛容な時代」です。
その渦中に、私たちは生きています。このような社会情勢にあって、福祉の理念を実現することは容易ではありませんが、だからこそ、「倦まず弛まず」をモットーに、時代とまた日常と向き合っていくことが肝要ではないでしょうか。
私も、これに倣い福祉行政の向上に少しでも寄与したい所存です。本年度も、当協会は竹内理事長筆頭に職員一同、皆様方とのコミュニケーションの充実を第一に奮闘して参ります。


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第60回日本身体障害者福祉大会 みやざき大会

 去る5月25日(月)から26日(火)に、全国から約2,500名にも上る関係者が参加し、上記大会が盛大に開催されました。
宮崎県知事ほか多数の来賓からご挨拶をいただいたあと、役員改選があり、新会長には松井逸郎氏[(一財)岐阜県身体障害者福祉協会会長]が選任されました。
大会では、平成26年度事業報告、平成27年度事業計画、政策協議報告、大会宣言採択、大会決議採択のほか、来年度から施行される「障害者差別解消法」をテーマにシンポジウムも開催され、法の内容・実効性等について熱心な議論が交わされました。
また、長年の福祉活動に対して、山梨県からは南アルプス市の浅野伸二氏が表彰されました。
二日間にわたる大会は、多数の参加者で熱気に包まれましたが、本県においても、「障害者差別解消法」を踏まえた条例が、一日も早く制定されることを望んでやみません。

平成27年度 春季日身連関東甲信越静ブロック協議会団体長会議山梨で開催

 上記関ブロ協議会が甲府冨士屋ホテルで6月18日に開催されました。
冒頭、この秋に初めて開催される「日本財団パラ駅伝in TOKYO」について、日本身体障害者団体連合会顧問八代英太氏から説明があったほか、本論では、今後の障害者福祉に関わる課題や各福祉団体が抱えている問題について、活発な議論が展開されました。
この中で特に関心を集めたのは、各福祉団体に共通している新会員の減少です。それは背景に、このことが団体運営の根幹に関わるばかりか、障害者福祉行政に様々な意見・要望等を反映することが困難になる事態が予想されるからです。
協議を通じて、山梨県においても、この課題解決に向けて各福祉団体が危機感を持ち、さらなる連携を図る必要性を改めて痛感しました。

県障害者スポーツ大会盛大に開催

  平成27年度山梨県障害者スポーツ大会が5月2日、5月17日、30日の3日間、延べ600人の選手の参加により盛大に開催されました。
競技は5月2日に陸上、フライングディスク(小瀬スポーツ公園)
5月17日に卓球(緑が丘スポーツ公園)、サウンドテーブルテニス(県立盲学校)、水泳(緑が丘スポーツ公園)
30日にボウリング(ダイトースターレーン双葉)
の5会場でそれぞれ行われ、「闘志満々ベストに挑む」をスローガンに各競技で熱戦が繰り広げられました。
この大会は10月に和歌山県で開催される「第15回全国障害者スポーツ大会−紀の国わかやま大会−」の出場選手選考会を兼ねております。


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第2回山梨県障害者芸術・文化祭開催

 第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会を契機に、昨年12月に開催された第1回山梨県障害者芸術・文化祭につづき、今年は9月に開催します。
障害者の芸術及び文化活動への参加を通じて、全ての障害者の生活を豊かにするとともに、県民の障害への理解と認識を深め、障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的としています。
[主催]山梨県・社会福祉法人山梨県障害者福祉協会
[期間]平成27年9月4日(金)、5日(土)
[会場]防災新館「やまなしプラザ」
[内容]1 芸術・文化祭(1)芸術舞台・音楽・演劇発表
(2)美術・文芸の展示
2 ふれあい交流 (1)著名人による講演会・コンサート
(2)授産製品の展示、販売
(3)ゆるキャラとのふれあい
(4)視覚障害者用囲碁大会等

障害者芸術・文化関連イベント

イベント名開催日開催場所
第18回障害者文化展 9月2日(水)から7日(月) 山交百貨店 5階
精神保健福祉全国大会 10月31日(土)コラニー文化ホール
障害者週間 普及・啓発キャンペーン 12月3日(木)JR甲府駅前
第25回 障害者の主張大会12月6日(日)アイメッセ山梨

第18回障害者文化展作品募集

 平成27年9月3日〜7日まで山交百貨店5階催事場において、第18回障害者文化展を開催します。
芸術文化作品をぜひ出品して下さい。
[参加資格]県内に居住する障害者
[出品方法]平成27年7月21日(火)から7月31日(金)までにもよりの県保健福祉事務所、市福祉事務所へ申し込んでください。
*作品の規格 規格内で作成をお願いします。
【絵画:最大72.7cm×50cm】【書道:最大70cm×130cm】【立体の作品:最大40cm四方】【壁に掛ける作品:最大70cm×50cm】

今年の山梨県相談支援従事者初任者研修受講者募集

 本年度は、9月10日(木)14日(月)25日(金)10月6日(火)9日(金)の日程で開催致します。
サービス管理責任者研修・児童発達支援管理責任者研修の受講には、初任者研修の1日目と2日目の受講が必要になります。詳しくは当協会のホームページをご覧下さい。
その他の研修も随時ホームページに掲載させて頂きますのでよろしくお願いします。


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すばらしい友人と配偶者を得るために
関東甲信越静ブロック「友愛の集い」・第42回ジャンボひまわりの集い

生涯をともにする良き伴侶にめぐり会う機会、未婚の障害者の出会いと交流の場です。ふるってご参加下さい。
(日帰り参加もお受けしています)
[期日]平成27年9月12日(土)から13日(日)1泊2日
[会場]石和温泉 華やぎの宿ホテル甲斐路 山梨県笛吹市石和町川中島1607-40
電話055-262-7373(代)FAX055-263-5677

障害者相談員と団体役員合同研修会のお知らせ

 当協会では、山梨ともしび基金の助成金により、障害者相談員及び障害者団体関係役員を対象に、上記合同研修会を開催致します。
[日時]平成27年10月4日(日)午後1時30分〜4時
[場所]山梨県福祉プラザ 4階 大会議室
[研修内容]基調講演は日本社会事業大学専任講師・社会福祉学博士の倉持香苗先生による「地域社会における障害者とのコミュニケーションのあり方」と題して講演して戴きます。

ジパング倶楽部特別会員入会のお誘い

ジパング倶楽部特別会員に入会すると、JR乗車券が往復201キロ以上の場合、特急券が2〜3割引で購入することができます。
[対象者]身体障害者手帳所持者 男性60歳 女性55歳以上の方
[申請方法]身体障害者手帳を持参のうえ、当協会までお越しください。来所が困難な方は現金書留でも受け付けをしています。
[年会費](新規・更新)1,350円 申込み問合せは、当協会事務局まで。
サービス内容等の問合せ:JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部事務局
Tel:050‐2016‐7000 ※割引対象外の電車・日にちがあります。

平成26年度 事業報告及び決算報告について

毎年7月号に、前年度の事業報告及び決算報告を掲載致しましたが、紙面を有効活用するため、HPへの掲載をもって変えさせていただくことと致しました。
また、インターネット環境のない場合は、お申し出いただければ、いつでも開示致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

山梨県障害者権利擁護センター

障害者の虐待に関する相談・問い合わせ火曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで(時間外は携帯に転送)
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

結婚相談について

山梨県内に在住の障害者のかたを対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。専用の相談室を用意しております。お気軽にお電話下さい。
電話055-252-0100

障害者110番

障害者・家族・関係者の相談に応じます。
火曜日から土曜日 午前9時から午後4時
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日の午後1時30分から4時30分
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

編集後記

様々な立場が集った編集委員会。内容の検討だけではなく編集委員達からの情報を聞けることで、いろいろな障害者がおかれている立場を知ることができ、そこに「共生」を感じます。(仁科)

編集委員会

委員 仁科加代子(山聴協)
委員 田端 康三(手をつなぐ育成会)
委員 原 庚徳(山身連)
委員 宮本 徳子(精家連)
委員 広瀬 清敏 (山視協)
事務局 齊藤 玉木(山障協)
事務局 宅間 美樹(山障協)
印刷所 (有)藤屋紙工

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