社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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平成25年10月1日第71号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会の開催に向けて

 全国規模の障害者芸術文化活動の発表の場である障害者芸術・文化祭は、平成13年度に大阪府で第1回大会が開催されました。
13回目となる今年の大会は、本県において、12月6日から8日の3日間にアイメッセ山梨で開催されます。
『やまなし大会』は、基本方針に「障害者が自ら創り、障害への理解を促進しながら、多くの人との様々な交流を深める山梨ならではの大会とする」ことを掲げ、次の運営方針の下に開催します。
・障害者が主体となる大会
・障害への理解を深める大会
・様々な交流が広がる大会
・山梨ならではの大会
・明日につながる大会
・積極的に情報発信する大会
 特に、「障害者が主体」、「山梨ならでは」、「明日につながる」は、『やまなし大会』のアピールポイントとなっています。
『やまなし大会』では様々なイベントを予定しています。メインステージでは、日頃の成果を披露する舞台発表、歴代の最優秀賞受賞者による障害者の主張大会、著名人によるステージ、屋内展示場は、全国公募の美術文芸作品や今年度の障害者文化展優秀作品の展示、県立文化施設との連携による企画展、障害者団体による疑似体験コーナー、大会議室での朗読会や詩歌の作品紹介、そして、屋外展示場では、施設や病院等による物品展示販売、山梨食文化とB級グルメの集結など、障害者が主体となって取り組むイベントのほか、来場者に喜んでいただけるような多種多様な催しを用意しています。また、県内のゆるキャラも参加し、大会を盛り上げてくれます。
『やまなし大会』を契機に、様々な交流が生まれ、障害への理解につながるよう、多くの方に対して、積極的な大会参加の呼び掛けをよろしくお願いします。

美術・文芸作品全国募集要領

●募集内容
・自由部門またはテーマ部門のどちらかを選び、美術作品
・文芸作品の中から、1人(1グループ)1作品の募集とします。
※自由部門:作品の題材は自由に選んでいただきます。
※テーマ部門:作品の題材として「富士山」をテーマとしていただきます。
・文芸作品:詩、短歌、俳句、川柳
●募集対象 障害のある方・障害のある方を含むグループ
●受付期間 平成25年9月2日(月)から10月31日(木)
●作品規格
(1)大きさは次のとおりとします。
【平面作品】(壁面に掛けることを想定した作品):額装して170p×170p以内、総重量10s以内
【立体作品】(床置または台置を想定した作品):幅、奥行き、高さの3辺の計が170p以内、総重量30s以内
※平面作品は額装してフックにかけられるよう、あらかじめ、ひもなどを付け展示できる形にしてお送り下さい。
※グループで応募する作品については、大きさについて別途相談に応じます。
(2)素材に制限はありませんが、腐るものや危険性の高いものはお受けできません。(なまもの、刃物を使用しているもの)
(3)作品は裏面、底面などにお名前、都道府県、作品名を記入して下さい。
●応募方法
規定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、作品、応募用紙と完成後の写真1枚を一緒にして、持参・郵送または宅配便によりお届けください。
●送付先 〒400-8535 甲府市北口2-6-10 TEL055-231-3311 株式会社アドブレーン企画制作局事業部 担当/長田
●問い合わせ先 大会実行委員会事務局 (県障害福祉課)
TEL055-223-1461 FAX055-223-1464 大会公式HP http://www.13geibunsai.net


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芸文祭やまなし大会のボランティアスタッフをしてみませんか?

 1面に特集している「第13回全国障害者芸術・文化祭やまなし大会」の実行委員会事務局では、大会でのボランティアスタッフを募集しています。
・活動内容 @受付業務・A案内誘導業務・B運営補助
・応募資格 (1)平成9年4月1日以降に生まれた方 (2)事前研修に参加できる方
(3)障害及び障害者に理解のある方 (4)ボランティア活動に興味と関心と熱意のある方
・応募締切 平成25年10月18日(金)17:00必着
活動条件、応募方法などは大会HPまたは、1面問い合わせ先へ。

一周年を迎えた権利擁護センター事業

 昨年10月1日に障害者虐待防止法施行に伴いスタートした、本県の障害者権利擁護センター事業が一周年を迎えました。虐待に関する相談や問い合わせ、関係機関の案内、通報での立ち入り調査などを行い、県民への周知としてポスターとチラシを作成し配布を行いました。
また、学習会や研修会などの機会をとらえ、パワーポイントを使用した広報・啓発活動を行ってきました。この1年、山梨県内で虐待と認定された件数は、養護者(家族)による虐待14件、使用者(職場)による虐待が1件報告されています。内容は養護者虐待では、身体的虐待・ネグレクト(放置)・経済的虐待。使用者虐待では、最低賃金法違反による経済的虐待となっています。今後もさらに障害者虐待防止の周知を図り、虐待のない社会の構築に努めていきたいと思います。

障害者差別解消法の意識啓発研修会に参加を

 平成18年12月に国連で採択された障害者権利条約の批准に向け、重要な法律の一つである「障害者差別解消法」の成立を受け、社会へ向けて障害者差別禁止の意識啓発を図るとともに、地域における差別禁止条例作りの推進を図る目的で、日本身体障害者団体連合会・中央障害者社会参加推進センター・山梨県障害者福祉協会の共催による「障害者差別解消に関する法律の意識啓発研修会」を開催することとなりました。
参加ご希望の方は10月16日(水)までに当協会へお申し込み下さい。
日時:10月23日(水)午後1時から4時
会場:甲府富士屋ホテル1F昇仙閣
基調講演:「障害者差別解消法とその施行に向けて」
講師 内閣府障害者制度改革担当室長 東 俊裕氏
シンポジウム 「障害者差別とどう向き合うか」
コーディネーター 石渡和実氏(東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科教授)
シンポジスト 山西 孝氏(山梨県知的障害者支援協会会長)
雨宮清昭氏(山梨県精神障害者家族会連合会副会長)
芦沢茂夫氏(支え合う会「ピーチ&グレープ」代表)

第13回全国障害者スポーツ大会 山梨県選手団決まる

 10月12日(土)〜14日(月)の3日間、東京都において開催される第13回全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」に出場する山梨県選手団が決まりました。
 選手25名(肢体5名、視覚4名、聴覚2名、知的14名)、競技役員・介護者20名、総勢45名が参加します。


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大会スローガン「東京に多摩に島々に羽ばたけアスリート」をテーマに、調布市 味の素スタジアムをメイン会場とし、3日間の熱戦が繰り広げられます。
●水泳競技:小石孝夫・富田 聡
●陸上競技:吉田 太・古屋 隼・河野貴雄・土田 翔・藤森翔也・渡辺実可・小宮山浩司・菊島 巧
小澤克己・青木真弓・小佐野章・安西飛呂
●フライングディスク競技:横山鋭人・加賀美稔彦・村田麻理・野澤彩美・天野明洋
●卓球競技:土屋洋子・福島 梓
●STT:井口靖也
●ボウリング競技:小田切琢磨・入間川良平・佐藤直哉

障害児(者)人材育成初・現任研修スタート

 当協会では今年度、山梨県より「障害児(者)福祉人材育成事業」の委託を受け、各種研修事業を行っています。現在までに次の研修を実施致しました。
相談支援従事者現任研修(7月23日、8月10日、21日、41名修了)ピアカウンセリング研修(9月20日)相談支援従事者初任者研修(9月10日・13日・25日・27日、10月4日)
 また、これから、サービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者研修を予定しております(受講者の募集は終了致しました)。詳しくは当協会ホームページに掲載致しますのでご覧下さい。


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ふれあい芸能まつりとマーケットの開催

 11月16日(土)〜17日(日)の2日間、小瀬スポーツ公園をメイン会場に第28回県民の日記念事業が開催されます。
障害者福祉ふれあい会議では協賛事業として、小規模作業所や施設での生産物や作品の販売、模擬店、関係団体等のPR活動等を行うふれあいマーケット、障害者のグループなどによる、歌や踊り、楽器演奏を発表するふれあい芸能まつりを開催します。多くのみなさまのご来場をお待ちしています。

平成25年度 相談員合同研修会

 9月21日(土)山梨県福祉プラザにおいて、「平成25年度障害者相談員及び関係団体役員等合同研修会」が開催されました。
今年度は、「第13回全国障害者芸術・文化祭」を本県で迎えるにあたって、障害者の自立と社会参加を促進するとともに、障害に対する理解と認識を深めるためにも、障害者の芸術・文化活動の現況と取り組みなどの事例発表を交えながら、全国障害者芸術・文化祭及び障害者の芸術文化活動の周知・啓発を図りました。
講師には都留文科大学教授の鈴木武晴氏をお招きし、「障害者の芸術文化 ―短歌作品を中心に―」と題して基調講演をいただき、また活動現場からの報告として、障害者福祉施設くにみ園美術部担当の渡辺俊氏、ホープステーション書道班担当の相川英人氏からそれぞれ現場の活動状況報告がありました。
障害者相談員を始め各関係団体の参加者は、障害者の意欲が感じられる創作活動内容についての講義や事例発表を熱心に聞き入っていました。

平成26年度 予算化要望、県に

 社会福祉法人山梨県障害者福祉協会では、この8月28日に山梨県の予算編成期の前に、来年度予算への予算化要望活動を行いました。
 要望事項は、重度心身障害者医療費助成事業の窓口無料化制度廃止に伴う新制度移行で、スムーズに対応できない者への救済措置、障害者週間の啓発行事の充実、山梨県障害者幸住条例の早期改正への取り組み等全体で12項目。
 県の平成26年度当初予算編成が終わる来3月末の回答を要請しました。

山梨県障害者権利擁護センター

障害者の虐待に関する相談・問い合わせ火曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで(時間外は携帯に転送)
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

結婚相談について

山梨県内に在住の障害者のかたを対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。専用の相談室を用意しております。お気軽にお電話下さい。
電話055-252-0100

障害者110番

障害者・家族・関係者の相談に応じます。
火曜日から土曜日 午前9時から午後4時
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日の午後1時30分から4時30分
電話055-254-6266
FAX055-251-3344

編集後記

 今回の共生では、芸文祭の作品募集や、各種研修会、行事のお知らせや報告などを掲載しました。
 記事の掲載希望、ご意見などありましたら、山障協事務局までご連絡ください。(梶原)

編集委員

委員長 山口充宏 手をつなぐ育成会
委員 飯島利雄 山身連
委員 仁科加代子 山聴協
委員 小林勝夫 精家連
委員 梶原剛 山視協
委員 齊藤玉木 事務局