社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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令和7年1月1日第116号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


 年頭のご挨拶 山梨県知事 長崎幸太郎 ながさきこうたろう
 新年明けましておめでとうございます。日頃より、竹内理事長様をはじめ会員の皆様方には、本県の障害者福祉行政の推進に御理解と御協力をいただき、深く感謝申し上げます。
 さて、昨年4月の「改正障害者差別解消法」施行に伴い、会社や店舗などの事業者は社会的な障壁を取り除くために、合理的配慮をすることが義務化されたことで、これまで以上に障害のある方の権利擁護に向けた機運が高まっております。
 県では、昨年3月、令和8年度までの本県の障害者施策の指針となる「やまなし障害児・障害者プラン2024」を策定いたしました。
「県民誰もが、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指す。」ことを基本理念とし、様々な施策を展開しているところです。
 その中でも、強度行動障害を伴う重度知的障害者、高次脳機能障害のある人や医療的ケアが必要な人といった重度障害者及びその家族に対する支援を重要施策として位置づけ、計画期間内に強力に推し進めております。
また本プランにおいては、新たに策定した「読書バリアフリー計画」を組み入れました。図書館利用に係る体制整備や、ICT機器を活用した支援等の取り組みをとおして、障害の有無や種別に関わらず、誰もが読書による文字・活字文化の恩恵を受けられる社会づくりを推進して参ります。
 今後とも、「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」の実現を目指し、従来にも増して障害福祉行政を推進して参りますので、皆様の一層の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
結びに、新たな年が会員の皆様方と御家族の皆様方にとりまして、幸多きものになりますよう、心から祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。

さらに揃って前へ―改年のご挨拶― 
 社会福祉法人山梨県障害者福祉協会 理事長 山梨県障害者福祉ふれあい会議会長 竹内正直 たけうちまさなお
 息災で改年を迎えることが出来ましたことに満腔の感謝とお慶びを申し上げます。県民のみな様と共に、本年も障害福祉施策の遺漏無き、確かな推進が期せられますよう、変わらぬご指導ご支援の程願い上げます。
 また、新しい年が、すべての県民のみな様に健康と多幸をもたらしますようお祈り申し上げます。とともに、協会傘下の各団体の揺るぎなき結束と、円満、円滑な運営が計られますよう重ねてお願い致します。

全国障害者スポーツ大会山梨県選手団の結果
 第23回全国障害者スポーツ大会 SAGA2024大会が10月26日(土)〜28日(月)開催されました全国障害者スポーツ大会山梨県選手団の結果をお伝えします。
陸上
 小佐野章 おさのあきら 砲丸投記録 12m 29cm 3位・ソフトボール投 記録39m 43cm 4位
 矢野伶音 やのれおと  100m 記録12秒70 6位・200m 記録26秒92 7位
 中嶌晃生 なかじまこう 50m 記録7秒54 5位・立幅跳 記録2m 31cm 4位
 奥田恵理子 おくだえりこ 50m 記録8秒45 1位・ジャベリックスロー 記録 19m 97cm 1位
 白濱顕子 しらはまあきこ 100m 記録13秒76 1位・200m 記録30秒44 1位
フライングディスク
 熊野?緒 くまのなお ディスリート7 記録5投 3位・ディスタンス 記録23m 69cm 6位
 清水華鈴 しみずかりん ディスリート5 記録4投 5位・ディスタンス 記録31m 06cm 3位
 白鳥愛斗 しらとりまなと ディスリート7 記録2投 6位・ディスタンス 記録35m 57cm 4位
 宮本朋輝 みやもとともき ディスリート5 記録9投 1位・ディスタンス座位 記録31m 55cm 1位
卓球
 富永琉輝音 とみながるきと 3位 松下航大 まつしたこうだい 3位 齊藤杏奈 さいとうあんな 2位
 寺本義雄 てらもとよしお 2位
サウンドテーブルテニス
 山口穂乃華 やまぐちほのか 3位
水泳
 成嶋徹 なるしまとおる 自由形50m 記録41秒98 2位・自由形25m 記録17秒94 1位
 笠井天翔 かさいたかと 自由形50m 記録45秒21 7位・背泳ぎ25m 記録28秒97 4位
ボッチャ
 窪田星那 くぼたせいな 立位 2位  山本新芽 やまもとにいな 座位 2位
ボウリング
 佐藤直哉 さとうなおや 記録 682 3位

県への施策要望
 山梨県障害者福祉協会では、令和6年10月10日、山西、浅野、宮城副理事長など理事8名が出席し、令和7年度の障害者福祉施策として重度心身障害者医療費助成制度の実現など23項目を山梨県に要望しました。
山西副理事長からは、この要望書は当協会の構成団体が切実に抱える課題を要望として取りまとめたものであり、十分検討のうえ実現していただきたいとの発言がありました。その後出席者から、パラスポーツセンターのシャトルバス運行や合理的配慮の提供、BCPの運用研修などについて意見が出されました。
障害福祉課長からは、「それぞれの課題を整理しながら、どのように対応できるか検討して参りたい。」、またスポーツ振興課長からは、「パラスポーツセンターは来年3月にオープンするが、皆様方からの意見を伺いながらより良い施設にしていきたい。」との説明がありました。

第11回 山梨県障害者芸術・文化祭を終えて
 山梨県 障害福祉課 地域生活支援担当 県では、障害のある方の社会参加の促進や共生社会の実現を目的に、毎年「山梨県障害者芸術・文化祭」を開催しております。
本年度は、11月8日・9日の2日間にわたり、甲府駅北口のアシストエンジニアリングよっちゃばれ広場にて開催しました。
実行委員の皆様をはじめ、御支援と御協力をいただいた多くの関係者の皆様に心から感謝を申し上げます。
当日は、障害のある方々によるダンス、歌、楽器演奏などの発表とともに、手作りのパンやお菓子、雑貨、新鮮な野菜などの魅力ある品物の販売が行われました。
2日間とも天候に恵まれ、例年以上の来場者がありました。本年度は、高等支援学校桃花台学園太鼓部、甲府第一高等学校応援団吹奏楽部にも御出演いただき、会場を巻き込んで大いに盛り上げていただきました。
また、缶バッジ作成や簡単な工作などのアート体験コーナーでは、お子さんを中心に多くの方に御参加いただきました。今後とも、文化芸術活動への積極的な支援を通じて、障害のある方々の心豊かな生活をサポートするとともに、障害に対する県民の理解の促進に努めて参りたいと考えております。県では引き続き、こうした発表、鑑賞の機会の創出を図って参りますので、皆様の一層の御理解と御協力をお願いいたします。

第51回ジャンボひまわりの集い・友愛の集いを開催
 9月21日(土)山梨県立図書館にて「第51回ジャンボひまわりの集い・友愛の集い」が盛況に開催されました。
 未婚の障害者の方々に出会いと交流の機会を提供するこのイベントは、今年は日身連関東甲信越静ブロックの友愛の集いとジョイントで県内外から当事者52名・付添及び関係者を含め74名の参加者がありました。
和やかな雰囲気の中、バンドの演奏を聴きながら緊張をほぐし・自己紹介・フリークではかなり盛り上がりました。 有意義な時間を過ごすことができました。

障害者の主張大会報告
 12月7日(土)に、県内在住の障害のある方、難病の方6名の方々に出場いただき、第35回 山梨県障害者の主張大会が山梨県防災新館で開催されました。
それぞれ御自身の病気や障害のつらさ、それを人に伝えられない悲しみや仕事や生活での困難さ、それでも人生を楽しもうという前向きな様子を語りながら、障害や病気を周囲に伝える大切を伝えるなど様々なメッセージを会場やYouTubeを通じて社会に伝えていただきました。
出場者の方々は次のとおりです。
最優秀賞 拇速弘美 さぼそくひろみん 「何も変わらなくていいんだ!」 
優秀賞 内田静子 うちだしずこさん 「同胞よ、大志を抱け」 
特別賞 部健一 たかべけんいちさん 「障害を乗り越えた先へ」 
努力賞 上村優 うえむらまさるさん 「こころの健康 人生楽しく!」 
努力賞 柿崎望 かきざきのぞみさん 「病気と向き合う自分と周りの理解」 
努力賞 三尾麻美 みおあさみさん 「クライミングに出会ってから」 
 また、今回は「災害 みんなで考えよう」をテーマに青山学院大学准教授 瀬尾佳美先生からご講演いただくとともに山梨県自立支援協議会権利擁護部会の協力を得て同部会の飯室正明氏の進行のもと、部会長の田崎輝美氏、同部会協力員の新沼洋介氏及び障害者地域活動支援センター「ふえふき」所長 鈴木勝利氏による座談会が行われました。その中で、東日本大震災でふるさとが被災された司会者の菅野結花氏からも意見を伺いました。
今大会は令和7年3月31日までYouTubeでご覧になれます。YouTubeでバーチャル工房やまなしと検索してください。

権利擁護部会イベント「みんなのフォーラム(集会所)かたりば」が開催されました
 山梨県障害者自立支援協議会 権利擁護部会によるイベント、「みんなのフォーラム(集会所)かたりば」が開催されました。今年も2回開催され、1回目は10月1日に甲府市の防災新館1階オープンスクエアにて、2回目は11月22日に都留市の県南都留合同庁舎4階大会議室で行われました。
このイベントは、障害のある方には「発言する機会や場がまだ少なく、その思いや意見が支援者や社会へまだまだ届いていない状況がある」ことから、障害当事者、支援者が語り合い、意見交換できる場づくりのために開催されました。
甲府の会場には47人、都留の会場には75人と多くの方が参加され、「暮らし」をテーマに心配なこと、将来への思いなどグループワーク形式で活発に意見交換を行いました。

結婚相談について
 山梨県内に在住の障害者の方を対象に、山梨県から委託を受けて進めている県下唯一の結婚相談事業です。 専用の相談室を用意しております。
055-252-0100 FAX055-251-3344
障害者110番
障害者・家族・関係者の相談に応じます。 火曜日〜土曜日 AM9:00〜PM4:00 時間外は留守番電話にて対応
弁護士無料相談(要予約)
毎月第3火曜日 PM1:30〜4:30 TEL055-254-6266 FAX055-251-3344
山梨県障害者権利擁護センター
障害者の虐待に関する相談・問い合わせ 火曜日〜土曜日 AM8:30〜PM5:15 (時間外は携帯に転送)TEL055-225-3733 FAX055-251-3344

発行所:社会福祉法人山梨県障害者福祉協会 発行責任者 竹内正直 
事務所:〒400-0005 山梨県甲府市北新一丁目2-12(山梨県福祉プラザ1階)
TEL 055-252-0100(代)FAX 055-251-3344 E-mail:info@sanshoukyou.net URL:http://sanshoukyou.net

編集委員会

委員 田端 康三 山梨県手をつなぐ育成会
委員 大菅 政勝 山梨県身体障害者連合会
委員 川ア 博史 山梨県精神障害者家族会連合会
委員 角田 貴弘 山梨県視覚障がい者福祉協会
事務局 坂村 裕輔 山梨県障害者福祉協会
印刷所 亀山 輝喜 有限会社 藤屋紙工

この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。