社会福祉法人 山梨県 障害者福祉協会

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令和4年10月1日第107号共生

発行所 社会福祉法人
山梨県障害者福祉協会
発行責任者 竹内正直
事務所 甲府市北新一丁目2-12
(山梨県福祉プラザ1階)
電話 : 055-252-0100戟@ファックス : 055-251-3344
E-mail : info@sanshoukyou.net
URL : http://www.sanshoukyou.net/
この広報紙は、一部共同募金の配分金によって発行されています。


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山梨県立図書館 × 山梨県障害者福祉協会 連携事業 トークイベント
 『障害者の表現活動の可能性』をテーマに

 7月24日(日)、山梨県立図書館イベントスペースにて『障害者の表現活動の可能性』をテーマに、金田一秀穂山梨県立図書館館長、伊藤美輝山梨学院短期大学教授、田中千晶山梨県ボッチャ協会副会長によるトークイベントを開催しました。
冒頭、伊藤教授から「表現活動は、書く・話す・踊るなど全て筋肉の動作により行われる。障害によるハンディは、他の部位による活動でカバーされるのが人間の能力。表現活動は障害の有無を問わず、自分に最も適した活動が選択される。」との話がありました。
次に、田中さんから「病気により障害者となり長く引きこもり状態に。転機は怒りながら筆を口に銜えて書いた文字のすばらしさ、口で描けることの発見。以来自分に何ができるか前向きに考えるようになった。心の内を外に出した時に自分を発見できる。これが表現ということではないか。障害健常関係なく大事なこと。」と自身の体験をもとに“表現”について言及。
また、金田一館長から「山梨は盲教育について、先進的な取り組みを行ってきた。こうした実績に目を向けることも大事。障害者に関わる話はどうしても美談や感動話にしたがるが、障害といっても人それぞれであり、個性として考えることが必要ではないか。私を筆頭に誰もが何らかの障害を持っている。障害健常関係なく、経験や感じたことを表現することが大事。」などの発言を受け意見交換を行いました。
意見交換の中では、金田一館長から「モナリザとか落穂ひろいなどの絵はつまんないと思うけど言えないんだよね」との告白があり、「様々な意見を認め合うことが良い世界、少数意見を認めることが共生社会につながる」などのフォローがありました。会場からの質問に答えた後、田中さんからは「今ここにいることが私にとって表現活動」と、伊藤教授からは「今後AIの発達で表現の可能性も広がるのではないか。
また表現活動を楽しむことが大事」との発言があり、最後に金田一館長から「大変面白いイベントになった。これで終わりではなく、また何度かやりたい」とのお話を以ってイベントを終了しました。

やってみるじゃん!パラスポーツ

 障害のある人もない人もパラスポーツについて知ることや用具を使って一緒に体験し楽しむことで、障害への理解や障害のある人の社会参加を推進することを目的としてパラスポーツフェスティバルを開催します。
日時:令和4年11月6日(日)9:30〜12:00 
場所:山梨県立青少年センター(甲府市川田町517 TEL:055-237-5311) 
内容:ボッチャ・車椅子バスケットボール・フライングディスク・サウンドテーブルテニスなどの体験コーナー 
申込・問合せ先:山梨県障害者福祉協会内 県障害者スポーツ協会事務局(担当:奈良・三枝)
TEL:055-252-0100 FAX:055-251-3344


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「ジャンボひまわりの集い」を開催

 9月3日(土)、山梨県立図書館にて「第49回ジャンボひまわりの集い」が盛況に開催されました。
未婚の障害者の方々に出会いと交流の機会を提供するこのイベントは、今年は県内から男女30名の参加がありました。
和やかな雰囲気の中、参加者自己紹介、各テーブルでの情報交換と会は進められ、フリートークタイムでは参加者の皆さんそれぞれに実のある交流の場を持つことができました。

第22回全国障害者スポーツ大会
「いちご一会とちぎ大会」山梨選手団決まる

 10月29日(土)〜31日(月)の3日間、栃木県で開催される全国大会に、春の県大会の成績をもとに選ばれた17名の選手が決定しました。(敬称略・順不同) 
<陸上> 五味 翔太(1500m・800m) 大坂 亨一(1500m・800m) 佐藤 秋華葉(50m・走幅跳) 小佐野 章(砲丸投げ・ソフトボール投げ) 小林 煌(100m・ソフトボール投げ) 
<フライングディスク> 佐藤 豊(ディスリート5・ディスタンス) 上野 晏暉(ディスリート5・ディスタンス)齊藤 美咲(ディスリート7・ディスタンス) 渡辺 有希子(ディスリート5・ディスタンス) 
<卓球> 福島 梓  市川 和 
<サウンドテーブルテニス> 金子 真斗 
<ボウリング>  小田切 琢磨 中嶌 晃生 
<ボッチャ> 小林 俊介 小林 美紀 
<水泳> 内藤 雅之(自由型50m・平泳ぎ50m)

第9回 山梨県障害者芸術・文化祭のお知らせ

 今年度の「山梨県障害者芸術・文化祭」は、感染防止対策を徹底した上で、下記内容で実施する予定です。なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては、開催の可否を含め、内容や期日を変更する場合があります。最新の情報につきましては県ホームページをご覧ください。
主催 山梨県・第9回山梨県障害者芸術・文化祭実行委員会 
期日 令和4年11月4日(金) 10:00〜15:00 11月5日(土) 11:00〜15:00
会場 甲府駅北口よっちゃばれ広場  ※体験コーナーについては山梨県立図書館で実施予定
催し
○物品販売…11月4日(金)については事前に予約注文をとり、 会場で注文者へお渡しします。(予約のない当日来場者への販売も可能です。)
○舞台発表
○各体験コーナー  ※ 当日の様子や準備状況などは、県ホームページやFacebookなどで順次お知らせします。「第9回山梨県障害者芸術・文化祭」で検索してご覧ください。
※ なお、例年同時期開催の「山梨県障害者文化展」は、今年度は12月1日(金)〜5日(月)の5日間、県立図書館1階イベントスペースにて実施予定です。
この会場でも感染防止対策のため入場制限等をとることとしています。
開催期間中は、山梨県障害者福祉協会のホームページから展示風景や出品作品をウェブサイト公開します。


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県へ障害者福祉施策要望を提出

 山梨県障害者福祉協会では8月30日、竹内理事長、浅野副理事長など理事7名により、山梨県に対し令和5年度の障害者施策について要望活動を行いました。
本年度は、長い間の要望活動が実り、県議会において作業が進められている「手話言語条例の制定」を含む22項目を要望として提出しました。竹内理事長から、協会を構成する12団体からの要望を取りまとめたものであり、要望に真摯にそして迅速に対応するよう求めた後、出席者からは要望についての詳細な説明や迅速な実施を求める発言などがありました。障害福祉課からは「協会や関係団体とは同じ方向を向いて取り組んでいきたい。既に取り組みを進めているものもあり、迅速な対応に努めていく。手話言語条例についても年内の制定に向けて協力していきたい。」とのお話がありました。
また、スポーツ振興課からは、「障害者スポーツの振興を図るため、コーディネーター配置やクラウドファンディングを活用した用器具の整備など、積極的な取り組みを進めていく。」との説明がありました。

第33回「障害者の主張大会」発表者募集

 山梨県障害者の主張大会は今年で33回を迎えます。日頃の想いや夢、こんな世の中になってほしいという希望などあなたの言葉で伝えて下さい。
たくさんのご応募をお待ちしております。
開催日時:令和4年12月7日(水)午後1時30開会(入場制限あり)
開催場所:山梨県防災新館1階 イベントスペース(甲府市丸の内1-6-1)
<募集要項> 
応募資格:山梨県内に在住の障害がある方 令和4年4月1日現在、満15歳以上の方 
作文内容:テーマは自由です。400字詰め原稿用紙4枚以内。6分以内で発表できるもの。 作文は未発表のものとします。(応募作文はご返却できませんのでご了承ください)
応募方法:締切日は、令和4年11月5日(土)です。 作文に「住所」「氏名(ふりがな)」「連絡先」「障害者手帳のコピー」を添えて、山梨県障害者福祉協会へ提出ください。(郵送可) 
出場の決定:出場の可否は、11月15日(火)までに各応募者に郵送で連絡をします。
審査及び表彰 : 当日の発表で審査員が採点し、表彰を決定します。最優秀賞:1名 優秀賞:1名 特別賞:若干名 努力賞:若干名 
応募・問合せ:山梨県障害者福祉協会 〒400-0005甲府市北新1-2-12 福祉プラザ1階(担当:橋)
TEL:055-252-0100 FAX:055-251-3344 Eメールアドレス:takahashi@sanshoukyou.net 
<感染防止のための入場制限や開催様式について> 新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、当日の入場は発表者の関係者に限定します。また、今後の感染状況等により開催内容を変更する場合もあります。変更があった場合は、直ちに応募者の方々へ連絡いたします。
なお、発表の模様を録画し、編集後、期間限定でネット配信することを予定しています。

3年ぶり「ふれあいマーケット」開催のお知らせ

 今年度、県民の日記念行事が11月20日(日)に実施の運びとなり、山梨県障害者ふれあい会議の11団体が会場の小瀬スポーツ公園にて「ふれあいマーケット」を開催します。
各団体の皆さんが、施設の授産製品や、遊休品、模擬店を出展します。
3年ぶりの開催で、皆さん待ちに待ったイベントです。会場の小瀬スポーツ公園駐車場は込み合うことが予想されます。
お早目の来園、または公共交通機関のご利用をお勧めします。(今後の新型コロナウイルスの感染状況によって予定が変更になる場合があります)


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県障害者スポーツ大会(団体競技)について

 毎年11月、12月に開催している団体競技の山梨県障害者スポーツ大会は、感染防止対策を整えた上で、規模を縮小しての開催を予定しております。
精神障害者の卓球とソフトバレーは11月30日(水)、知的障害者のバスケットボールは12月24日(土)、会場は小瀬スポーツ公園体育館を確保しています。
今後の感染状況等によっての判断となりますが、開催の可否や詳細については本協会ホームページでお知らせします。

障害者相談員合同研修会のお知らせ

 本協会では毎年、障害者相談員や障害者団体役員等へ幅広く呼びかけ、上記合同研修会を開催しています。
今年度の開催は下記の通りです。
日時:令和4年12月8日(木)午後1時30分より 
会場:山梨県福祉プラザ4階 大会議室 
対象:県内の障害者相談員、福祉関係団体役員・職員、障害当事者とその家族 その他関心のある方 
研修内容の詳細については今後決まり次第、本協会ホームページにてお知らせするとともに、チラシやEメールでも周知します。
(当研修会は本協会賛助会員の会費等により開催しています)

ふれあいを広げよう! 障害者スポーツ交流事業

 ボッチャや知的障害者サッカー、車椅子バスケットボール、フライングディスクなどの障害者スポーツを通じて、障害者と健常者が楽しく交流することを目的に令和2年度から始まったこの事業は、これまで県内各地でスポーツ交流会を36回開催しております。
今年度もボッチャや知的障害者サッカーをメインに、感染防止対策を講じて楽しく実施しています。障害の有無にかかわらず参加できます。
今後の開催予定につきましては、感染状況を見ながら随時お知らせします。詳しくは本協会のホームページをご覧ください

賛助会員紹介

あたたかいご支援をいただきありがとうございます! 
(令和4年9月7日現在 前号掲載のつづき 敬称略・順不同) 
星野 一彦 一般社団法人 山梨県歯科医師会 (有)山梨ハウス工業  株式会社 山梨ワークス 
(計会員数 個人会員 14  法人会員 6)


発行所

社会福祉法人山梨県障害者福祉協会

発行責任者

竹内正直

事務所

〒400-0005 山梨県甲府市北新一丁目2-12 (山梨県福祉プラザ1階)
TEL 055-252-0100(代) FAX 055-251-3344
E-mail:info@sanshoukyou.net URL:http://sanshoukyou.net

編集委員会

委員 田端 康三 山梨県手をつなぐ育成会
委員 原 庚徳 山梨県身体障害者連合福祉会
委員 川ア 博史 山梨県精神障害者家族会連合会
委員 角田 貴弘 山梨県視覚障がい者福祉協会
事務局 橋 充幸 山梨県障害者福祉協会
印刷所 亀山 輝喜 有限会社 藤屋紙工

この機関紙は、共同募金の配分金及び本協会賛助会員の会費によって発行されています。